給水管更新で気をつけたいこと

 確固たる知識を身につけていないと、必要以上の修繕工事勧められたり専門知識の欠落 から管理組合様は不安を覚えることも多々あります。特に大規模修繕工事(給排水管更新工事)は、慌てず慎重に計画することです。まず手順ですが、修繕委員会の発足がスタートです。次にコンサルタントを決めることです。設備専門のコンサルタントか設備に強い技術系マンション管理士がお勧めです。(自薦大橋マンション管理士)次に現状の把握です。マンション内で気を付けたいことは、区分所有者に専門的知識があってその方が主導していくことです。知識があることはいいのですが同じマンション内でぎくしゃくが生じます。それにその方が公正に物事を判断をし、かつ技術に裏付けされた知識のある方ならいいのですが・・・違った見方判断をされると、取り返しのつかない状態になります。マンション内では過去様々な問題を見てまいりました。

 

 

 

 

 

次に進んで事前調査を行うためには、以下のような手順で進めていきます。

<メンバー構成と進め方>

①管理組合メンバーによる修繕委員会メンバー

②建築設備コンサルタント(一級管工事施工管理技士、設備士)

③ファイバースコープ調査及び抜管検査の実施

④設計図、仕様書作成及び概算金額の算定

上記事項を確認した上で、実情どうなっているかを確認する必要もあります。往々にして、図面と竣工している現場が違うといったこと多々あります。実際の配管がどのような状態にあるかは非破壊検査によって調べる事が出来ますが、調査範囲には限界もあるので、必要に応じ住戸内の内装材を撤去・復旧して確認をしなければならないケースも考えられます。配管図面の確認段階から各専門家が参加し、まずは図面内容から現状把握を行った上で、管理組合に対して、実態調査の内容と方法を説明して了承を取り、実際の非破壊検査を実施することになります。

以上のプロセスを経て、給排水管系統の実態が把握できた後に、適正な修繕工事の計画が可能となりますがいかに、調査診断が、給排水管改修工事の行方を左右することとなります。
調査結果によってはマンションの給排水管更新が必要でないかもしれません。その時は更生が考えられます。いずれの方法を選択するにも慎重な検討が望まれます。

設計・仕様書等の見積金額について

図面作成と見積もりは、管理組合から要求された業務を行う人件費(直接人件費)と技術料及び事務所経費と特別経費により算出します。
コンサルタント業務は管理組合との信頼関係により成り立つものであり、管理組合側から物事を考え、どのように設計し、どのように工事を行うか決定していくものであると考えます。そうなると、既存の配管調査期間を十分に取り、高い技術、経験を持った専門家が設計を行う必要があります。

また給水管更新工事において、仮設給水配管は重要なポイントをしめます

この仮説給水管と配管ルート調査が重要なポイントとなります。

用語の説明

仮説配管とは

本設の給水管更新の配管はマンションの居住者が住みながら配管工事をしていくのでとても難しく一旦どこかに仮住まいをして、数日でも住居を開けるのであれば、簡単に配管更新はたやすくできます。住みながら配管を更新するには、仮説配管といって本設が終了した時点で、撤去する仮の配管をこのように呼びます。

給水管更新のポイント