〇大橋マンション管理士事務所は、自主管理をすすめるマンション管理組合を応援します...
自主管理マンションとは・・・
マンションの自主管理とは、マンションの住人が自分たちの管理組合で管理のすべてを行うことです。エレベーターその他諸設備の保守点検業務やセキュリティー関係といった専門的な技術を必要とする業務は専門業者に委託しなければなりません。
では自主管理とはどのようなことを指すのでしょう。
明確な定義はありません。平たく言えば自分たちでできることは自分たちで行うことで、マンションを自主管理することができます。
自分たちでできることは可能な限り自ら行うという事です。
◎参考: マンション管理業務の範囲(PDF)
自主管理マンションのメリット、デメリット
自主管理マンションにおいては、委託業務を含むマンション内の管理業務のすべてを把握しておく必要があります。ですから一部を専門業者に委託したからといって管理組合の業務が減るわけではありません。管理体制を決める場合は、自主管理と委託管理のメリット、デメリットを比較しスムーズな管理ができるようにすることが大切です。
とはいえ、自主管理は自ら管理を行うことなので
ひとり一人がプライドを持って自分たちに必要な管理ができるという大きなメリットがあります。そして何より、管理業務全体を見直すことによって
管理費用を大幅に削減することが可能になります。 (⇒
「管理費削減」参照)
反面デメリットもあります。例えば、限られた役員が中心となって動いている場合その方々が老齢となり引退する際の後継者不在問題、建物設備の老朽化に際して生じる高度な技術的問題の処理、また民主的合議制の下でしばしば起こるコミュニケーション・トラブルなどがあります。気が付いてみたら問題は大きかった、などということはよくあります。
もうひとつの大きな問題として大規模修繕があります。修繕工事を管理組合主導で行ったところ多額の出費をしてしまい、次回の修繕時期にかなりの不足金が生じてしまうといった事例もあります。このようなトラブルを回避するためには、ある程度専門家のアドバイスが必要となります。 (⇒
「大規模修繕」参照)
大橋マンション管理士は自主管理を目指すマンション管理組合のお力になります
このようにマンションの自主管理を進めるには様々な問題が想定されます。特定の信頼できる住民の方が理事会の中心となって活躍されているケースもありますが、いつまでもそういう人々の言わば”ボランティア精神”に頼ることは公平ではありませんし、老齢化を考えれば実際的にも不可能です。持続的に安定した自主管理を進めるためには、
マンション管理士や設備・建物の専門家のノウハウを利用することが必要となってきます。
マンション管理士は、管理組合様との顧問契約に基づいてマンション自主管理の進め方を個々のマンションの実情に即した形でアドバイス・支援することを業務とする
マンション管理運営のプロフェッショナルです。管理委託会社と管理組合との契約関係を検討・改善するアドバイスをしたり、大規模修繕を進める際のコンサルタント業務なども行います。マンションのあり方も多様化しつつある中で、標準的なマンション管理の実際や関連法規にも詳しい知識を持ったマンション管理士は、必ずやあなたのマンション自主管理のお役に立ちます。
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「管理組合理事会の支援」ページもご参照ください。