中古マンションのバリアフリー化は、エレベーターの設置から
中古マンションにお住まいの方、階段の上り下りにお悩みではありませんか?
築30年以上経っている4~5階建て、とりえわけ中階段タイプのマンションにはエレベーターのないものが数多く見受けられます。・・・でもご安心ください。
エレベーターはいまからでも設置できます。(但し地盤の調査や、建築確認が必要なので、専門家に依頼して下さい。)
高齢者が増えつつある中古マンションでは、低コストで設置できるエレベーターの必要性が高まります。エレベーターを後付けで設置する場合、費用を抑える面からも定員4人タイプのものが多く設置されています。機械室も必要ありません。
エレベーターの必要性
街のいたるところでバリアフリー化が叫ばれる昨今、エレベーターのないマンションはお年寄りや身体に障害をお持ちの皆さんにとっては悩みの種となります。マンションの資産価値の面からも大きなデメリットといえるでしょう。
エレベーターを新設するとなれば難しい工事となり費用も莫迦にならない、と敬遠されがちかもしれません。しかし近年では技術の進歩により、中階段タイプのような古い型のマンションでも小規模で比較的コストを抑えて設置できるエレベーターもあります。エレベーター設置により毎日の生活は飛躍的に便利になり、お年寄りや障害者にも優しい住みやすいマンションに変身します。もちろん資産価値もアップし、将来売却を考える上でもメリットになります。
では、後付けのエレベーターはどのように設置されるのでしょうか。
エレベーター設置の実際
エレベーター設置工事は大きく分けて下記の3項目からなります。
- 基礎工事
エレベーターを支える地盤を確保します。軟弱な地盤は杭工事が必要となります。 - 躯体工事(コンクリート工事)
エレベータ本体を収納する躯体を作ります。ユニット式の既製の躯体も出始めています。 - エレベーター本体工事
階数と諸条件により、各マンション毎に異なります。
*中階段タイプは原則階段の数だけエレベーターが必要ですが、1台ですむプランもあります。
◎工事の様子と完成したエレベーターの実例を写真でご紹介します: