高額な大規模修繕工事

いよいよ夏本番
うだる暑さの毎日です。
外を歩くだけでもう、うはうは・・・ファーファーです。
都内のオリンピックの施設もほぼ完成しているそうですが、このオリンピックの施設工事で各分野の職人さんが大分不足をしており、マンションの大規模修繕工事を延期した管理組合様も多いそうです。
工事費のピンハネ等をする悪質コンサルタントは何故出てくるのか。
はたして、彼らだけが悪いのか? 何かと疑問に思う方も多いでしょう。
今日は少しその辺を掘り下げて書きこしたいと思います。
コンサルタントが施工業者を募集するとき概ね下記の条件を付けるのが一般的です。

数字は一例としての金額なので、参考程度にお考えください。
施工業者応募の基準
1. 年間施工高 20億円
2. 資本金1億円以上
3. 経審 P点 1000点以上
4. 過去3年間に1億円以上の大規模修繕工事を3件以上施工実績あり 証明書共

ざあっとこんな記事を見かけた事はありませんか。
そうです、大規模修繕工事の施工業者応募欄に記載された参加条件です。
設計コンサルタント、マンション管理士等応募条件として多く使用するパターンですね。

結論
こんなに条件を絞ったら参加業者はおのずから絞られてきます。
そもそも、大規模修繕工事専門業者が資本金を1億円に引き上げてきたのはここ10年前後が多いです。
それまでは資本金数千万の業者が多数でしたが、最近は一気に資本金が1億円超の会社が増えました。
理由はこのような応募条件も関係していると思います。

このように縛りを入れると、素人集団の管理組合は「流石にコンサルは手慣れていて我々が単独では気がつかないところを補ってくれるプロ集団だ」と感じる方も多くおられます。
また、縛りを入れるとおなじみのメンバーが多く集まりそこに談合が芽生えます。
おなじみのメンバーは専門新聞で応募するところには数多く参加しており、そのような業者は沢山あり顔なじみも多くおります。
悪い点はまだまだありますが、よいところは
.工事経験が豊富なので手慣れている。
.施工慣れしているので管理組合に迷惑を、さほど掛けなくてすむ。
.会社が大きいので工事がバタバタしないで施工をする。
などなどでまだ利点はありますが紙面の都合でこの辺にしておきます。

では何故このように応募条件をつけ絞るのか。
1.コンサル側としては業者を絞った方がやりやすい。
2.管理組合自体の中で毎年理事が変わるので、自己の任期を無事に終わらせた   いという方が多い。
3.管理組合が主体性がないのでコンサルの言うがままに動いてしまう
4.施工の大手を参加させるので安心感がある。
5.コンサルタントに任せれば総会等で言い訳が立つ。

以上の理由が多いと感じますが、これも管理組合がまとまりのない集団だからこのような事態が発生します。
談合をさせないようにして下さい。と人ごとのようにいえばそれでいいと思っている修繕委員の多いのも問題です。
談合がおきる事に自分達のスタンスの悪さに気が付いていないこのことが一番重要と考えます。
今回は談合がおきる、またされやすい理由を書いてみました。次回は談合をさせない、高額な大規模修繕工事にならないようにする術をお知らせします。

続きの大規模修繕が高額の理由その2はこちらです。

 

もっと知りたい方はこちらにいらして下さい。
https://tama-plan.com/consul-oh/