マンション管理組合にとって
大規模修繕工事はどこに頼むのでしょうか。またどのような方法を選択
しているのでしょうか。
今日は一般的なお話をしましょう。
最初に相談依頼するのは管理会社が圧倒的に多いようです。
理由としては長期修繕計画を作成しているのと、マンションの事情
を知っているからです。
依頼された管理会社は管理組合が素人と集団とみると世間の相場より
かなり高い金額で見積りを提出します。
この段階では当然管理会社のトップクラスは関わっております。
さて管理組合は高いか安いかわからないので、理事会に諮り議論を
します。 ここで経験のある理事や談合に詳しい人がいれば、色々
策を立てれるのですが、大方はもっと安く施工できないのと管理
会社のフロントマンに再見積もりの依頼をします。
後日5000万円だった見積もりが4000万円に成りました。
この時管理会社は2社の見積りを提出作成し安い方に決めてもらいた
く管理組合に提出します。
ああうちのマンションとそっくりだと思うマンションは、被害をこ
うむったマンションです。
マンション側としては管理会社が頭にたつのでどこの会社でもいい
わけです。
2割も安く努力したんだやっぱり管理会社は信頼できる。
・・・・・・・・・・・・というケースで依頼することにしました。
めでたしめでたし。・・・・・・・・・・・・・・・・・・はたして
めでたしでしょうか。
管理会社は最初から答えを想像して5000万円で提出し、値切り
を計算して提出しているはずです。
その理由は管理会社にはゼネコン経験者や、デベロッパーで工事担当
やら、色々経験豊富な人材がそろっており、大規模修繕も経験し金額
的にも明るいはずです。
マンションの素人集団を説得させるは簡単な事です。当初からこの
工事はNET3300万円 管理会社経費700万円をはじいていたに
相違ありません。
桑原桑原ですね。
今日は大規模修繕工事の実態その1としておきます。