中古マンション購入法

先日、中古マンションの購入相談を受けました。最近は中古マンション
購入の相談も多くなってきたように思います。
中古マンションの購入には二つの点を考慮することがあります。
一つ目は昭和56年以前の建築マンションか、
もう一つは昭和56年以後の確認申請がおりたマンションであるかです。
ここはものすごく重要で、56年以後の完成であっても、耐震の法律が改正
させる前であれば地震に対して弱い建物だということです。
もう別のサイドから私は考慮しております。
皆様もそうでしょうが、中古マンションの購入にあたっては永住を希望する方は
場所とか、金額等にこだわる方がほとんどで、短い期間の方は片手間の居住で、
10年以内に手放す方が多いようです。
ここが考えどきです。・・・・・・・・・・・・・何故か・・・・・・・・・・・
昭和56年以前のマンションは8年位で原価償却を考えたほうがいいのです。
仮に1000万で購入したとすると。
近隣の家賃は75,000円とします。一年で900、000円10年で9,000,000
万円まだ1、000,000円残っておりますが、恐らく売値は3,000,000円位に下がります。
この間大きな地震で建物が半崩壊等のアクシデントが起きたら、・・・・・・・・・・・・・
それを考えると築40年の建物は8年くらいで原価償却するのがいいと、思います。
後は場所と、借りての需要が多いところを選定するべきです。
きょうの講義はここまでです。
この次は新耐震基準以後の建物をお話します。
お疲れさまでした。