管理会社と新理事長その2
さて新理事会の第1回目がやってきました。
新理事長が司会をやらない限り、理事方々が理事の経験1巡目前の比較的新しいマンション
(100戸以上)では今まで特段問題がなければ、管理会社のフロントマン主導で理事会が
スタートします。新理事紹介から始まり、各々理事の役職を決めます。
この時、役職がすんなり決まればいいのですが、皆理事会に出たくない早くこの一年が経過
してほしいと願う方々が多いです。
これでは、新理事の役職もすんなり決まるわけがありません。
やがて、前年度懸案事項の検討や、次回の理事会の日にちの決定等の議事でで第一回の理事会は終了となります。
管理組合の為に動こうとする理事長にとっては、思ったより何もできなくてがっかりの一日となりました。


管理組合を主導していくのは管理会社ではありません、管理組合(理事会)そのものです。
管理会社は企業である以上無難に理事会がおわり、フロントマンに災いが来なければそれで
よしと考えます。
新理事長はこのマンションの区分所有者をどの方向に導いていくかのビジョンを持つことが重要です。
例えば、マンション内に花を植えて居住者全員で憩いたい。
それには植栽委員や植栽関連委員会が必要になります。
次にそれを運営していく予算が必要です。
しかし・・・・・・・・・これを実施する為の一般会計の予算はありません。
管理費の値上げですか?…これは無謀です。
管理費を圧縮して予算を作るしかありません。
以上は一例です。
新理事長さん頑張ってください。焦らないことです。あと理事会は11回ありますが実際
は次の総会と引継ぎがあるのであと9回と考えるのがいいでしょう。

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