では何故リプレースが失敗に終わったのでしょうか。
任期中の総会でリプレースを取り上げ結果は賛否五分五分で決着がつきませんでした。
理事長は再度、臨時総会で決着をつけようとしたのですが、結局管理会社側の根回しに
負けてしまい、臨時総会を開くことなく、この件は終了しました。
該当のマンション理事会のメンバー構成は5人で意見が3対2になったり2対2で一人
中立をとる立場の方もおり、一枚岩でまっとまっていたわけではありませんでした。
総会で賛否を計る前に根回しで、崩せるところは崩したほうがいいという忠告をされた
方もおりましたが、頑固な理事長は自分の力で成し遂げるからといって、聞く耳を持た
なかったそうです。

その理事会のメンバーが管理会社の個別訪問やらで、見事くずされて行きました。
最終的には理事長の解任まで追い込まれたとの話が聞こえてきました。
この事実を赤裸々にみた居住者は、当分リプレースなどするわけがありません。
敗因としては、中段にかいたのですが、理事長の思い込みの強さが失敗した例です。
マンションは誰のものですか。
  そうです、居住者全員の所有物です。
理事会で誰が決めるのですか。
  そうです、全員の意見を聞いて多数決で決めるのです。
意見をきってくれないとどうしますか。
  そうです、理事長に協力はできませんとなります。
以上の点に気配り等がかけており、失敗したのです。
大事なことは皆の意見を吸い上げることです。
自分は目立たなくていいのです。
それが、我々日本人の美学なのです。
このような重要な重たい案件はプロの力を借りるべきでした。

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